東京ビジュアルアーツでメイクのプロ、メイクアップアーティストを目指そう!学校の雰囲気や学費、体験談も紹介
最終更新日:2021年12月13日
東京ビジュアルアーツは、特殊メイクを学ぶことができる珍しい学校です。映像や舞台のメイクアップアーティストとして活躍したいと思っている人なら、楽しみながら特殊メイク技術を習得することができます。学校の雰囲気や評判を確認しておきましょう。
目次
東京ビジュアルアーツの基本情報
まずは、東京ビジュアルアーツの基本情報から確認していきましょう。
住所:〒102-0081 東京都千代田区四番町11
学校所在地:東京都
東京ビジュアルアーツで受講できる学科(コース)・学費・目指せる職業一覧
東京ビジュアルアーツには、さまざまな学科があります。その中で、メイクアップアーティストの道を目指せるのは「特殊メイク学科」です。
特殊メイク学科
特殊メイク学科は、2年制で募集人数は120人です。2年間でかかる学費総額 348~386 万円(教材費等含む)程度です(※2021/10現在)。
舞台や映像で活躍できる特殊メイクを学ぶことができる学科で、観る人に大きな驚きと感動を与えることができるプロフェッショナルを育成します。
特殊メイクに関する基本を学んだ後は、特殊メイクコース・映像・舞台メイクコース・特殊造形コースの3つのコースに分かれて学びを深めます。
特殊メイクコース
日本トップクラスの特殊メイクアップアーティストを講師陣として招き、発泡ゴムやシリコン素材を使った特殊メイク・型どりなど、実践的な実習を中心に学習します。
映像・舞台メイクコース
映画会社などに就職することを目指してメイク技術を学んでいきます。ヘアーアレンジやメイク技法に加えて、ボディペイントやピース(皮膚に貼り付けるパーツ)作成、かつら制作に必要な毛編みまで学びます。
特殊造形コース
造形アーティストなどを目指してメイク技術を学んでいきます。リアリティーを追求したアート作品やオリジナル造形を創造できるまでの技術を追求し、原型制作、着色フィニッシュをトータルに学習します。
卒業後は、特殊メイクアーティスト、ネイリスト、メイクアップアーティストなどの職につくことができます。
なお、社会人の入学も歓迎していて、夢への再チャレンジをサポートしている学校でもあります。大学卒業後の再入学者や社会人も多くいるので、年齢を気にせず通学することができます。
東京ビジュアルアーツで取得できる資格
東京ビジュアルアーツで取得できる資格は以下のようなものがあります。
ネイル技能検定
ネイリストの仕事で役立つ資格です。
色彩検定
配色ルールに基づいたイメージ通りの特殊メイクをデザインができるようになります。
前もって知っておきたい講師の特徴・授業の雰囲気
東京ビジュアルアーツの講師は、映画やCMで活躍中の特殊メイクアーティスト・江川悦子先生をはじめ、トップクリエイターばかりという特徴があります。トップクリエイターから最新のテクニックや業界のリアルな現状を教えてもらうことができるのです。
授業の雰囲気は、緊張感が漂っていて厳しいという特徴があります。特殊メイクの業界は就職が厳しい傾向にあります。ですから、生徒は競争心も強く、それぞれが自主的に技術習得のために努力をしている傾向にあるようです。
特殊メイクは大掛かりな作業をしなくてはならないので服などが汚れがちですが、男女を問わず、服の汚れも気にせずに熱心に実技授業に参加しているようです。まじめで熱心な授業雰囲気を特徴とすると考えられるでしょう。
特殊メイクの専門学校や就職先についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
主な就職先
フリーランスのメイクアップアーティストとして活躍。
東京ビジュアルアーツがおすすめの人
東京ビジュアルアーツがおすすめの人は以下のような人です。
特殊メイクを学びたい人
役者に特殊メイクを施したり、舞台や映画で使うための造形物を作成したりする特殊メイクアップアーティスト。メイクを学べる学校は多くあれど、特殊メイクを学べる学校はそれほど多くはないのです。
このような中で、東京ビジュアルアーツは特殊メイクをするための技術を基礎からしっかりと学ぶことができます。特殊メイクに関する応用と実践的な授業を受けたい人に強くおすすめできる学校です。
特殊メイクの就職対策を受けたい人
特殊メイクアップアーティストになるには、基本的にはフリーランスとして活躍することになります。フリーランスとして活躍するには、ポートフォリオ制作を含めセルフプロモーションの方法を学ばなくてはなりません。
東京ビジュアルアーツでは、現役で活躍している講師陣から自己アピールの方法を学ぶことができます。特殊メイクの就職対策を受けたい人や、どんな就職活動をすべきなのかを教えてもらいたい人におすすめできる学校だといえるでしょう。
東京ビジュアルアーツを検討しているならまずは情報集めから!
東京ビジュアルアーツの入学を検討しているなら、まずは情報収集からスタートしてみましょう。東京ビジュアルアーツは、まじめで熱心な学生が多く、授業も厳しいという特徴があります。そのような雰囲気が自分に合うのかなどを前もって確認しておきましょう。
東京ビジュアルアーツは、公式ホームページから無料のパンフレットを配布しています。まずは資料請求をしてみてもいいでしょう。
随時、オンライン・オフラインでオープンキャンパスも実施していて、半日で業界の仕事を体感できる「体験授業」、60〜90分で学校を知る「学校説明会」などに加え、個別相談も実施しています。
情報を集めて、自分に合っているかをチェックしてみてくださいね。
他にも、おすすめのメイク専門学校をまとめて紹介していますので、ご自身に合う学校を選ぶ参考にしてみてください。
東京ビジュアルアーツのリアルがわかる口コミ・評判・体験談をチェック!
東京ビジュアルアーツで実際に学んだことがある先輩たちのリアルな意見を聞いてみました。
おしゃれは不要!なメイクの専門学校です(男性/34/メイクアップアーティスト)
何事においても進んで取り組むことの大切さを教えてくれると言えます。この分野に限った話ではないのでしょうけれど、特にメイクアップアーティストとして今後活動したいという方にとって、特に大切な教訓と言えます。
授業でいつも服が汚れるような状態ですのでおしゃれしてしまうとかえってだめになってしまいます。ダボダボの服装で行くのがベスト。実際先生方もそんな感じの服装でいらっしゃいます。
先生方は現役のアーティストですので一言一言に重みがあります。特殊メイク・特殊造型などといった専門的なお話はもちろんのこと就職においても詳しくお話してくださるのでとてもありがたい存在です。
施設的にはやや狭い感じがします。人数はかなり多めです。もう少し広々としてくださると良いなと感じます。
特殊メイク学科、舞台映像メイクコース(女性/30代)
特殊メイクについてしっかり学べる学科です。教えてくれる先生は、現役の世界で活躍されている方が多いので、刺激になりますしとても勉強になります。繋がりを持てるかは自分次第ですか、実力とやる気のある人ほどそういうのもあるようです。繋がり欲しければとにかく自分から動くことも大事になってきます。座学がまったくないってわけではありませんが、実技の勉強が多いので実際やってみたいトライしてみたいって人にはすごく向いていると思います。女子が多くて、皆似たような目標に向かって頑張っているため仲良くなりやすいです。就職先は人それぞれですが、希望を叶えるように学校側のサポートはあります。相談にも乗ってくれるので、家族に相談しにくい人とかでもかなり助かると思います。2年間だけだから、時間がすぎるのは本当にあっという間です。それで食べていきたければ学ぶ姿勢は大事ですが、コミュニケーション能力の高い人たちに囲まれて楽しく過ごせると思います。
おわりに:特殊メイクを学びたい人に東京ビジュアルアーツはおすすめ
東京ビジュアルアーツは、特殊メイクを学ぶことができる数少ない学校です。学生も競争心の高い方が多く、緊張感をもって技術を習得することができます。
ただし、学校のカリキュラムを通して手にすることができる資格は少ない傾向にあります。個々人の主体性が求められる学校といえるでしょう。
東京ビジュアルアーツが気になった方は、まずは資料請求からスタートしてみてくださいね。