憧れのショーでメイクを施すプロになるには?専門学校の選び方や必要な資格やスキルなどを紹介します

        

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憧れのショーでメイクを施すプロになるには?専門学校の選び方や必要な資格やスキルなどを紹介します

最終更新日:2021年10月28日

ファッションに興味がある方の中には、ランウェイやショーで活躍するメイクアップアーティストになりたいと考えている方も多いでしょう。ショーのバックステージには、世界トップクラスのモデルはもちろん、ヘアメイクアーティストやネイルアーティスト、ファッションデザイナーなど美の分野のトップ達が集結しています。

輝かしい職場であるショーの現場で活躍するにはどうしたらいいのか確認していきましょう!

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ショーメイクができるメイクアップアーティストになるには?

ショーで活躍するメイクアップアーティストになるには、その分野におけるトップクラスの実力が必要になるでしょう。また、ショーで施すメイクと通常のメイクでは魅せ方も異なりますから、ショーメイクの技術を習得する必要があります。コネクションなども必要なので、最短で目指すならばショーメイクの技術が学べる専門学校などに行くのが近道です。

独学でも目指せる?

ショーメイクをするために、絶対に必要な国家資格などはありません。理論上は、テキストなどを購入し、皮膚学や色彩、ショーメイクに関する知識を身につければ、ショーで活躍するメイクアップアーティストになることができます。

ただし、ショーの現場では、さまざまな骨格や肌色・肌質の異なるモデル達をメイクしなくてはなりません。専門学校やスクールに通えば、同級生の顔で練習することで、さまざまな骨格の人や肌色・肌質が異なる人にメイクをしていくことが可能です。

しかし、独学の場合は基本的には自分の顔で練習することが多く、自分と骨格や肌の色味が異なる人にはうまくメイクできない可能性が高いのです。将来的なことも考えると、基礎から学べるメイク専門学校やスクールでスキルを学ぶべきでしょう。

ショーメイクを専門で学べるメイクの専門学校やスクールはあるの?

ショーメイクを学べる専門学校はあります。ショーのメイクアップアーティストの大半は、舞台やショーのメイクが学べる専門学校を卒業しています。卒業後4年ほど修行をして、ショーで活躍できるようになったという場合が多いようです。

また、ショーなどで活躍するには、コネクションが大切といえるでしょう。卒業生にショーで活躍している人はいるか、講師にショーで働いた経験者がいるか、などを確認しておくのも大切といえます。

こちらの記事では、おすすめのメイク専門学校・スクールをまとめています。授業の特徴や講師について確認しておきましょう。

どんな授業内容?

ショーのメイクでは、衣装や舞台の状況などに適したメイクを行う必要があります。日常的なメイクとは違って、いかに観客に美をアピールできるかが大切になるのです。

そのためのスキルとして、基本的なメイク技術はもちろんのこと、血色の良いメイクや雰囲気のあるメイクの仕方、ファッションとの調和が取れたメイク技法などさまざまなことを学んでいきます。

さらに、技術や技能だけでなく、ショーの印象を良くするための創造力や美的センスを培っていったりする授業が行われているようです。

ショーメイクのやりがい3つ

ショーで活躍するメイクアップアーティストになるための道のりはかなり険しいといえるでしょう。しかしながら、他の分野のメイクアップアーティストでは味わえないやりがいがあります。

  • 自身が仕上げたメイクを多くの人に見てもらえる
  • 憧れのモデルや俳優と仕事ができる
  • 他分野の人とコネクションができる

ショーには多くのゲストが訪れますし、テレビ番組や雑誌で取り上げられることもあります。自分がメイクを施したモデルさんを多くの人に見てもらえて、本人や見た人に「きれい」といってもらえるのはかなりの喜びといえるでしょう。

また、モデルや俳優と仕事をできる機会が多いのも楽しいところです。さらに、ショーは、メイクアップアーティストだけでなく、ネイリストやヘアメイクアーティスト、デザイナーなど、美容分野のカリスマたちの力で作り上げられていきます。そんな各分野の一流と仕事ができるだけでなく、つながりができていくのもやりがいだといえるでしょう。

ショーメイクの舞台裏…大変なところ3つ

ショーメイクはとても華やかな職業です。しかしながら、舞台裏では大変な部分も多くあります。具体的には以下の3つがあります。

  • 失敗は絶対に許されない
  • 短時間で大勢のモデルにメイクをしなくてはならない
  • 勤務時間が長時間になりがち

ショーメイクは、絶対に失敗が許されません。そのステージはたった一度しかなく、やり直しがきかないからです。

さらに、ショーではメイクできる時間に限りがあります。ショーには一人のモデルが衣装を変えて何回も出演することがあるので、舞台から戻ってきたモデルのメイクを落として着替えた衣装に合うメイクをしていかなくてはなりません。

加えて、ショーは長時間行われる傾向にあるので、勤務時間は長時間になります。華やかに見えて、かなり体力勝負な一面のある仕事なのです。

ショーメイクに必要な資格やスキル

ショーメイクをするために必須の資格やスキルはありません。しかし、以下のような資格やスキルがあると就職につながりやすいです。

必要な資格

ショーの現場では、顔のメイクだけでなく、ヘアメイクも任されることが多いです。そのため美容師免許は取得しておくことが望ましいです。実際、ショーの現場で活躍するメイクアップアーティストの大半が、美容師資格を取得しています。

必要なスキル

ショーの現場は時間との勝負です。そのため、モデルや他の関係者と時間がなくてもきちんと意思疎通ができるコミュニケーション能力があることが大切です。

コミュニケーション能力は就職の際にも必要になってきます。ショー関係者にどんどん働きかけて、自身のメイクスキルをアピールしていくことが大切になるのです。

また、ショーのモデルは海外の人のことも多いです。相手が日本語を話せるとは限りませんから、日常会話程度の英語力も必要といえるでしょう。

ショーメイクで有名なメイクアップアーティスト

ショーメイクで有名なメイクアップアーティストを紹介します。

CeCe

CeCeさんは、「貴女を人生の主役にする」をモットーに、相手の魅力や自信を引き出すメイクを手掛けているショーメイクのメイクアップアーティストです。

専門学校卒業後、24歳でパリコレに参画。有名ブランドおよび、オートクチュールファッションショーのメイクを手掛けました。最近では、メイクの仕方をYouTubeを中心に配信されたりもしています。

春木 芳子

春木 芳子さんは、パリコレ一流ブランドにも信頼を置かれるヘアメイクアップアーティストです。

名古屋の専門学校を卒業後、サロン美容師として就職。その後、興味の赴くままにパリを訪れ、2年半のアシスタント経験をへて、パリコレでのヘアメイクを始めました。パリコレでは、Givebchy(ジバンシィ), Isabel Marant(イザベル・マラン)のショーなど一流ブランドのヘアメイクを手掛け、実力を認められました。現在もパリコレを中心に活動中です。

こちらの記事では、今人気のメイクアップアーティストもまとめています。
ぜひ読んでみてください。

おわりに:ショーのメイクアップアーティストは大変だけれどやりがいのある仕事

ショーメイクは失敗が許されず、短時間で化粧落としやメイクをしなくてはならないので大変です。常に、緊張感のある仕事だといえるでしょう。

ショーメイクのメイクアップアーティストになるには、メイク専門学校やスクールに入学するのが一番の近道です。就職にはコネクションがあるとスムーズなので、卒業生の実績なども確認しつつ、学校選びをしましょう。