IBF国際メイクアップアーティスト認定試験とは?メイクアップアーティストになるためには取得が必要?
最終更新日:2022年09月05日
「IBF国際メイクアップアーティスト認定試験」とは、海外でも評価が高い資格で、世界的に活躍できるメイクアップアーティストを目指している人におすすめできます。
メイクアップアーティストは無資格でもなれる職業です。しかし、資格があると就職にも有利ですし、お客さまを満足させられるメイクができる可能性が高いといえます。
この記事では、IBF国際メイクアップアーティスト認定試験について受験資格や難易度、取得するメリットなどを詳しく解説していきます。
目次
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験とは?
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験とは、国際美容連盟(略称IBF)による認定試験です。国際美容連盟とは、ニューヨークと東京に拠点を置く組織で、国際的な美容業界の発展や向上のための活動を行っています。
試験では、IBFが認めるメークアップの知識や技能を有しているかを、実技試験などを通して評価されます。試験に合格することでライセンスが発行され、IBFから就職や開業などのあらゆる支援を受けることができるようになるのです。
ただし、IBF国際メイクアップアーティスト認定試験を、完全な独学で受験することはできません。 受験資格は、「IBFが指定している各スクール所定のカリキュラムを修了し、その修了証書を持っている方」で、所属しているスクールから願書を受け取らなくてはなりません。
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験を受けると何ができるの?
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験では、普段のメイクはもちろん、結婚式や舞台など特別なシーンで施す専門的なメイクのスキルを取得できます。ヘアメイク事務所、ヘアサロン、化粧品会社、結婚式場など、さまざまな職場で活躍できるようになるのです。
加えて、IBFの後援のもとで、個人開業やフリーランスのメイクアップアーティストとしても活躍できます。
また、IBF国際メイクアップアーティスト認定試験は、「国際」とあるように世界的に活躍できるメイクアップアーティストになることを目的としています。取得すれば、海外の人をメイクしたり、外国で活躍するメイクアップアーティストになったりすることもできるといえるでしょう。
取得するメリット4つ
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験を取得するメリットは、以下の4つがあります。
- メイクの高い知識や技術があることを証明できる
- 就職の際にIBFから支援を受けられる
- 世界で活躍することもできる
- 外国の方にもメイクができる
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験はニューヨークをはじめとする海外でも知名度のある資格です。日本で外国の方をメイクするときにも有利になるというメリットがあります。
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験にかかる費用や日程は?
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験にかかる費用などを確認してきましょう。
費用
受験料は11,000円です。また、受験するには、認定校を修了しておかなくてはならないので、その学費も必要になってくるといえるでしょう。
認定校はNYMA(ニューヨークメイクアップアカデミー)がおすすめです。メイク留学もできますし、就職のサポートもあるので安心してメイクの勉強に集中できます。
こちらから無料で資料を請求できます。コレクションのバックステージでプロも使う「フェイスチャート」がプレゼントでもらえるので、気になる方はチェックしてください。
さらに、合格後はIBF正規会員登録料32,400円、年会費として12,960円が別途必要になってきます。
日程など
受験方法は、在宅受験と会場受験の2つがあり、それぞれに日程が異なるので注意が必要です。
在宅で受験する場合の試験日程は、年4回チャンスがあり、1月、4月、7月、10月に実施されます。試験会場で受験する場合は、4月と10月が試験日程になります。
在宅の場合は試験問題が郵送されてくるので、期日までに回答用紙を提出します。
受験の条件
IBFが指定している各スクール所定のカリキュラムを修了していることが条件になります。ですので、独学で試験のみを受けることは不可能です。
難易度
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験の難易度や合格率は一般公開されていません。しかし、資格取得者の口コミによると、難易度はそれほど高くないようです。
スクールで勉強したことなどが出題されるので、普段から習った内容を予習・復習しておけば基本的には合格できる傾向にあるといえるでしょう。
最短でIBF国際メイクアップアーティスト認定を取得するにはメイク専門学校やスクール選びが大切
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験を受験するには、指定のスクールを修了しておかなくてはなりません。スクールは、通信制や通学制含めて多く存在します。ですから、まずは、自分が通いやすく続けやすそうなメイク専門学校やスクールを選ぶと良いでしょう。
また、メイク専門学校やスクールの評判などもしっかりチェックしておきましょう。IBF認定校の中でも、就職率や学べる内容などが変わってくるのです。たとえば、NY Make-up Academyは、通信と通学の2つの勉強スタイルから自分に合ったものを選べるだけでなく、海外留学ができ、卒業後も転職や就職の相談に乗ってもらえると評判です。
最短できちんと資格を取得するためにも、きちんとしたスクールを選ぶようにしましょう!
自分に合ったスクールであることも重要なポイントです。
こちらの記事ではおすすめのスクールをまとめて紹介しています。参考にしてください。
IBF国際メイクアップアーティスト認定を取得した人の体験談
ライフステージに合わせて、仕事のやり方を変えていける(女性・40代)
今は結婚式場などでメイクアップの仕事に専従していますが、資格があることで、美容学校や美容室で教育者としての道もあるため、ライフステージに合わせて、仕事のやり方を変えていけるところがうれしいというか、ありがたいことではないかと常々感じるところだったりします。
過去問を中心に勉強した方がいい(女性・30代)
ヒューマンアカデミーのヘア・メイク講座を受講していたのでIBF国際メイクアップアーティスト認定試験の取得に至りました。メイクについての知識が必要なので、過去問を中心に勉強した方がいいと思いました。
本業である看護師の傍ら、病院内でヘア・メイクを患者さんにすることもありました。末期症状の患者さんなどに少しでも笑顔を引き出してあげたいと思ったので良かったです。本来ならIBF国際メイクアップアーティスト認定試験に合格しても給料には反映されないのですが、こうした活動を通して昇格することが出来ました。
おわりに:IBF国際メイクアップアーティスト認定試験は幅広く活躍したい人におすすめ
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験は、指定のスクールのカリキュラムを修了すれば、受験することができ、難易度もそれほど高くはありません。
資格を持っていれば、IBF国際美容連盟の正規会員として、連盟からいろいろな仕事の斡旋をしてもらえます。さらに、海外でも認知度のある資格なので、取得すれば海外でも活躍可能です。
メイクアップアーティストを目指している方は、ぜひ取得を検討してみてくださいね。