韓国メイクの学び方~メイクアップアーティストになるまで、メイクスクール・専門学校の選び方を解説

        

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韓国メイクの学び方~メイクアップアーティストになるまで、メイクスクール・専門学校の選び方を解説

最終更新日:2021年10月28日

韓国のメイクを学ぶには、①独学②メイクのスクール・専門学校に通う③留学するという3つの方法でスキルを習得することができます。

しかし、もしあなたが韓国でプロのメイクアップアーティストとしての活躍を目指しているなら、「韓国のメイクアップアーティストの国家資格」を取得しなくてはなりません。

独学ではなかなか国家資格を取得できませんし、韓国に留学しても語学力が壁になって技術習得ができないことも多いようです。

海外実績がある日本のメイクアップスクールに入学して、国家資格取得を目指すのが韓国メイクのメイクアップアーティストになる最短の道になりそうです。詳しく確認していきましょう。

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韓国メイクの学び方

オルチャンメイクやドファサルメイクなどで注目を集めている韓国メイク。韓国メイクは、TV ・ミュージックビデオ・雑誌・広告などのメディア撮影や制作、ライブなど、さまざまな現場で求められています。

韓国メイクの高度なテクニックを身につければ、さまざまなメディアに対応可能な存在になることができるでしょう。

韓国メイクの学び方としては、①独学②メイクのスクール・専門学校に通う③留学するの3つがあります。それぞれの詳しい学び方や注意点を確認してみましょう。

1.独学で学ぶ・・・ただし、独学では学べる限界もあるので注意!

韓国メイクは、日本でも注目を集めています。雑誌やYouTubeなどでも韓国メイクのやりかたが解説されていることも多いです。特に、YouTube動画の中には、韓国のメイクアップアーティストが韓国メイクのやり方を解説しているものもあります。

このような動画を参考にすれば、自宅でお金をかけずに、韓国メイクのやり方を学ぶことができるでしょう。しかし、独学による情報収集には限界があります。

韓国メイクを趣味で楽しむ分には独学でも良いですが、韓国メイクを覚えてプロのメイクアップアーティストとして活躍したいならば、独学はおすすめできません。

2.メイクのスクール・専門学校に通う・・・海外実績のあるスクールを選ぶのが大切

メイクのスクールに通って、韓国メイクのやり方を学ぶ方法もあります。メイクスクールでは顔に施すメイクだけではなく、ヘアメイクやネイルなどの美容に関する知識全般を学ぶことができます。加えて、企業とのコネクションが強いスクールも少なくないので、運が良ければ、韓国企業のメイクアップアーティストまたはスタイリスト関連の仕事に就くこともできるでしょう。

ただし、後ほど詳しく解説しますが、韓国のメイクアップアーティストになるには、国家資格が必須です。そのためには、ビザを取得して、韓国に滞在して、国家試験に合格する必要があります。

しかし、日本のメイクスクールの多くは、海外での国家資格取得方法を指導できるだけの対応力を持ち合わせていないのです。

メイクスクールや専門学校は、留学などの実績があって、海外の国家資格取得への対応も可能なところを選びましょう。留学実績などがないメイクスクールや専門学校を選ぶと、ビザの取得方法や韓国国家資格の志願届の出し方などをサポートしてもらえない可能性があります。ですから、スクール選びには慎重になる必要があります。

ニューヨークメイクアップアカデミーでは、国際的に共有できるメイクアップ技術を持っていることを証明できる「国際メイクアップアーティスト試験」に対応しているのでおすすめです。

3.韓国にメイク留学をする・・・語学力がないと技術習得できないこともあるので注意

韓国メイクのプロになるには、韓国で国家資格を取得しなくてはなりません。そのため、韓国の方々は、高校生の頃からメイクスクールや専門学校に通いメイクアップを学び、国家資格取得のために腕を磨いています。

韓国国内には、メイクスクールや専門学校が多くありますから、そのうちのいずれかに留学をして国家資格を目指すのも韓国メイクの学び方の一つになります。現地で最新の韓国メイクを学ぶことができますし、卒業後は韓国のアイドルや俳優のメイクアップに携われる可能性も高まります。

しかし、留学するには語学力が必須です。韓国語が全くできない状態ではスクールの講義の内容を理解できないことも多いはずです。その場合は、語学堂などの語学学校で韓国語を学び、韓国語が話せるようになってから実際のメイク・美容を学ぶというコースがおすすめになります。

あるいは、まずは日本のスクールで基本的なメイクの技術を学んでから、韓国のメイクスクールに短期留学するのも良いでしょう。

メイク留学に関する情報はこちらの記事でもご覧いただけます。

韓国メイクを扱うメイクアップアーティストになるまで

韓国メイクを扱うメイクアップアーティストになるまでの道のりを簡単にまとめると以下の通りです。

  1. 韓国メイクを行うための基礎のスキルを身につける
  2. 国家資格を受けられるだけの語学力を身につける
  3. ビザを取得する(ワーキング・ホリデービザや学生ビザ)
  4. 韓国のメイクの国家資格受験申請をする
  5. 韓国で国家資格試験を受験し合格する

韓国メイクを行うためのスキルは、最初にご紹介した独学・メイクスクールや専門学校に通う・留学するという3つの方法で手に入れることが可能です。

次に、国家資格を受験するにはビザの取得が必要です。韓国語に自信がないなら、韓国語の語学学校に通って学生ビザを取得して受験する方法がおすすめです。

もしも、韓国語ができる状態なら、ワーキング・ホリデービザを取得するのがおすすめになります。

韓国メイクのメイクアップアーティストになるには資格は必要?

韓国メイクのメイクアップアーティストになるには、韓国の国家資格が必要になります。韓国の国家資格の受験資格などをまとめると以下の通りです。

試験内容・・・筆記と実技

国家資格の試験内容は、筆記と実技の2つで構成されています。なお、実技試験は筆記試験の合格者のみが受験可能です。

筆記試験は年に4回定期試験が行われています。この試験に合格後、2年以内に実技試験に合格することで国家資格を取得できます。

受験資格・・・基本的に不問

学歴、経歴に関係なく受験可能です。専門学校や高等学校を卒業しておかなくてはならない、ということもありません。

出願方法・・・インターネットを使って申し込む

願書は、韓国の願書受付サイト(Q-net 자격의 모든것)を使って出願します。願書は、筆記試験の約2週間前から受け付けています。

受験料

受験料はメイクアップの国家資格の場合で以下の通りです。

  • 筆記:11,900ウォン
  • 実技:17200ウォン

10,000ウォンは約1,000円(※2021/04/30現在)ですから、筆記は1,000円前後、実技は2,000円前後だと考えておきましょう。受験料自体はそれほど高くはありません。

難易度

難易度は、それほど高くはないようです。合格率は40%程度とされていて、しっかり勉強していれば合格は難しくないようです。

試験の注意事項

試験の注意事項は、スケジュールをしっかり確認しておくということです。筆記試験と実技試験は、それぞれ別の日に行われます。筆記試験の合否は試験の当日に発表されます。

合格していれば、その場で実技試験の日程を決定しなければならないのです。ですから、スケジュールをきちんと把握していないと、実技試験が受けられなくなる可能性もでてきます。

受験会場にスケジュール帳を忘れずに持参するようにしてくださいね。

日本国内でのみ活動する予定でも資格は必要?

韓国で国家資格を取ることを不安に感じている人も多いでしょう。なかには、「私は日本国内で活躍したいだけだから、無理して韓国の国家資格を取らなくてもいいのでは?」と感じている人もいるでしょう。

確かに、日本ではメイクアップアーティストは無資格でも名乗ることができる仕事です。日本国内でのみ韓国メイクのメイクアップアーティストとして活躍する場合は、技術力があれば韓国メイクを施すことは理論上可能です。

しかし、実際の現場では、日本であっても韓国の国家資格を持っているメイクアップアーティストが多く活躍している状態にあります。

日本国内でも、韓国メイクのプロとしてきちんと活躍したいなら、韓国の国家資格が必須になるのです。

技術さえあれば、韓国語の語学力が低くとも合格は可能なようです。ぜひ、取得を目指してください。

韓国メイクで有名なメイクアップアーティストを紹介

韓国メイクで有名なメイクアップアーティストを確認しておきましょう。

ご紹介する4名のメイクアップアーティストは、YouTubeに自身のチャンネルも保有しています。チャンネル内ではメイクのコツなども紹介されているので、ぜひ見てみてくださいね!

韓国メイクの神さま! ジョン・センムルさん

ジョン・センムルさんは、韓国メイクの神さまとも呼ばれている存在です。ペ・ヨンジュン、クォン・サンウ、チソン、イ・ヒョリといった韓流スターのメイクを担当しています。

ジョン・センムルさんのメイクは、自然でナチュラルなメイクなのに、美人度が増すという特徴があります。

最近では、「JUNG SAEM MOOL」というコスメブランドも立ち上げ、数年間のノウハウと純粋美術テクニックから考案したコスメが注目を集めています。特に、「JUNG SAEM MOOL」のファンデーションは、皮脂を抑える力が強く、肌に清潔感が生まれると話題になっています。

「メイクで変われる」が使命! ポニーさん

ポニーさんは、セクシークイーン ヒョナや、元2NE1のCLのメイクアップを担当していたことで有名なメイクアップアーティストです。韓国らしいやや強めのメイクアップを得意とします。

卓越したメイクアップスキルを持っていて、「どんな人でもメイクで変われる」を使命としています。メイク技術を誰でも簡単に応用できるリアルなメイクメソッドをYouTubeチャンネルで発信していて、世界中の女性から「かわいくなれた」「きれいになれた」と賞賛されています。

最近では、自身のメイクアップブランド「PONY EFFECT」もプロデュースしていて、こちらも世界中で注目を集めています。

ガールズメイクの第一人者! ソ・オクさん

ソ・オクさんは、少女時代やヨジャチングなどのガールズグループのメイクアップを担当しているメイクアップアーティストです。清純派のメイクを得意とし、ソ・オクさんにメイクをしてもらえば、ナチュラルで儚げで、少女らしいかわいさがアップすると評価されています。

YouTubeチャンネルでメイクアップのコツを紹介していて、彼女の動画を参考にメイクをすれば、少女時代のように清楚で可憐になれると評判です。

ハニルメイクで人気急上昇! 石川ユウキさん

まず、“ハニル”とは“日本と韓国”を意味する言葉です。ハニルメイクとは、韓国メイクを日本人向けにアレンジしたメイクのことです。

韓国人と日本人は、同じアジア人ですが、肌質や髪質、顔の骨格が微妙に異なります。そのため、日本人が韓国メイクを真似しても、うまく韓国人のような顔にならないという悩みもあったのです。

石川ユウキさんは、このような日本人の悩みを解消するために、韓国メイクを日本人向けにアレンジし、日本人でも韓国人のようなメイクができるようにしました。さらに、韓国メイクをそのまま取り入れるのではなく、日本と韓国の“かわいい”の要素をいいとこ取りもしていて、今、日本と韓国の若者の間でひそかにバズり始めています。

以上、韓国メイクで有名なメイクアップアーティストをご紹介してきました。なお、日本で活躍しているメイクアップアーティストは、下記の記事で特集しています。


こちらもぜひ確認してみてくださいね。

おわりに:韓国メイクのプロとして活躍したいなら国家資格を取得してメイクアップアーティストになろう

韓国メイクのスキルを身につける方法としては、①独学②メイクのスクール・専門学校に通う③留学するの3つがあります。しかし、①「独学」では趣味の範囲で楽しむ程度のスキルしか身に付きません。③「留学する」の場合は、語学力がネックとなってきちんと技術習得ができない可能性もあります。

一番、おすすめの学び方は、②「メイクのスクール・専門学校に通う」です。日本のスクールに通えば、語学力を気にせず、メイクのノウハウを学ぶことができますし、日本の企業とのコネクションも作ることができます。

まずは自分に合ったメイクのスクール・専門学校を選んでメイク技術の習得を目指しましょう。